運動器リハビリテーション
運動器疾患に対するリハビリ(運動器リハビリテーション)を行っています。
運動器とは身体を構成する筋肉、骨、腱、じん帯、関節、神経など、身体を動かすことに関係する部位のことです。運動器に不都合があり日常生活に支障をきたしている状態からの回復や、症状を悪化させないことを目標にしてリハビリテーションに取り組んでいます。

対象疾患
運動器リハビリテーションで対応している主な症状や傷病としては以下のようなものがあります。
- 四肢、体幹部の外傷、骨折
- 関節の捻挫、挫傷、炎症
- 変形性関節症、椎間板ヘルニア
- 頚部、肩関節、腰、膝関節 の痛み
など
上記により運動機能が低下している場合に、リハビリ治療が有効であるかを判断したうえで対応いたします。
<ご注意>
介護認定(要介護・要支援)のある方は、発症からしばらくは外来でのリハビリ対応が可能ですが、長くとも治療期間の標準日数である150日間でリハビリを終了します。介護認定を受けている方で外来のリハビリ終了後も引き続きリハビリをご希望の場合は、介護保険のリハビリをご検討ください。
なお、介護保険のリハビリ(通所リハビリ、訪問リハビリなど)をすでにご利用中の方は、外来でのリハビリはできませんのでご注意ください。
治療内容
運動療法や物理療法などを組み合わせてリハビリを行います。
運動療法の例
- 歩行訓練
- 筋力トレーニング
- 関節可動域訓練
物理療法の例
- 電気治療
- 温熱療法
- 牽引
- マッサージ(ウォーターベッド、エアマッサージによる)
施設の概要
施設基準 | 運動器リハビリテーション(Ⅱ) |
スタッフ | 理学療法士、柔道整復師、助手 |
治療設備 | 電気治療器、温熱療法器、牽引装置、ウォーターベッド など |
労 災 | 労災指定医療機関 |
交通事故 | 任意保険、自賠責保険対応 |
リハビリ治療機器

低周波治療器

温熱療法

エアマッサージ器

上下肢トレーニング


マッサージ器

上肢筋力トレーニング

下肢筋力トレーニング

牽引装置